中川室長から菊池さん経由でプリンターの不具合の相談があったとのこと。 初仕事に備え、機器の持ち主にメーカー名やモデル、型式などを聞く等の事前準備を開始した。(デジカメ講習会で忙しい時期でした。)インターネットでの検索とメーカーの修理センター3ヶ所に電話質問を繰り返し、プリンター本体の開け方を聞き出すことができ、相談日当日は意気揚々とツールを担いで相談室会場に向かうことができた。
当日はその2で紹介するが相談室のパソコンの不具合修理を優先し、遠藤さんにお手伝いを分担して頂いた。持ち込まれたプリンターは事前学習のおかげで解体方法のメモで問題なく解体できた。 |
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不具合箇所の発見に当たった結果、スプリングがプリンター内に落ちていることを発見、このスプリングの外れた場所の確認であるがしばらく休憩、その2の相談室のパソコンの修復を終わり、遠藤さんと再びスプリングの場所確認をした結果、添付のぽんち絵「@」の箇所のスプリングであることを確認し、取り付け、歯車位置の修正後、「テスト印刷」した結果、給紙状態正常復帰し修復を完了、相談者の喜ぶ顔を迎えられた。
後日談、メーカーに解体方法教授のお礼をしたところ、不具合の箇所は更にぽんち絵のA、Bのスプリングも外れ易いとのコメントを得た、再度相談者に持込を依頼し、それぞれのスプリングの取り付け部を樹脂で固定し再発防止策を施した。
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その2 症状:ノートパソコンのキーボードの不具合
(複数のキーパッドが文字打ち込みやバックスペースが機能しない)
メーカー:東芝 ノートパソコン:S5-280PNLN SS
この不具合も事前に連絡があったので、その1同様、解体方法やキーボードの構造に関し事前調査が充分出来た。解体し、キーボードのエンコーダーへの端子部のコネクター部の再圧接をし、再組立、その後キーボードのパッドの隙間を筆で掃除、ゴミやせんべいのような固形物が出てきた。再組立後、動作確認し、不具合現象はなくなった。原因は推定の域を出ないがパッド内にゴミが混入したものと考える。 相談者に動作をご確認いただき、満足されたご様子。
以上2点のハード不具合は完治し面目躍如の一日でした。 めでたし・・めでたし・・・
以上
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