JavaScript 記述の仕方

(1)HTML文の中に、組み込みます。
<SCRIPT LANGUAGE="JavaScript"> JavaScriptが開始することを宣言します。
<!-- JavaScript未対応のブラウザ用の開始点
ここに、Script文が入ります。
//--> JavaScript未対応のブラウザ用の終了点
</SCRIPT> JavaScriptが終了することを宣言します。

尚、Script文のみテキストファイル形式で拡張子を「.js」でファイルを作成し、これを呼び出して使用出来ます。 この方法は、スタイルシートCSSと同じです。
呼び出す構文は、<SCRIPT language="JavaScript" src="javascript-file.js"></SCRIPT>
javascript-fileのファイル名は任意で、相対パスで記述します。

(2)組み込みの場所
ブラウザソフトは、HTMLを順番に読み込み、表示していきます。その為、Scriptの実行内容によって、若干挿入位置が異なります。但し、決めはないので、HTML内なら記述出来ますが、一般的に以下のようにするのが良いとされています。それは、<head>タグ内を先に処理してから、<body>以下を表示します。その為、関数などが<body>以下にあると、エラーになる可能性があります。
(1)<head> 〜 </head>の間・・・関数(Function)タイプ → 画像(ボタン)のロールオーバーなど殆どがこのタイプ。
例)マウスが画像に重なる(イベント)と別の画像を表示する。
(2)<body> 〜 </body>の間・・・HTMLの読み込み中に実行されるScript
例)自動的に、メッセージを表示する。

(3)Script記述上のルール
(a)大文字と小文字
HTMLは区別しませんが、JavaScriptは区別します。同一ページ内では、統一して下さい。
(b)字下げ(見易くする場合)
Tab又は半角スペースだけにして下さい。
(c)スペースとScript(命令文)の終わり記号
・演算子(= + - / など)の左右に半角スペースをいれることが出来ます。
・命令文の最後に、;(セミコロン)を入れる。
 記入例) kingaku = suryo * kosu;
(d)改行
1行単位で、「Enter」キーで、改行出来ます。但し、単語の途中では、改行してはいけません。

(4)演算子について
計算したり、条件によって処理を変えたりしたい場合、演算子を利用します。   演算子の表示