33340

何でもどうぞ...

会の活動で
わからないことは
jimu-renraku@active-sita.com
にお問合せ下さい。

その前に
[情報の小部屋]から
[アクティブSITAの歩き方]をご一読下さい。
 

新年会での挨拶

2012年1月17日
巻田
皆さん、新年おめでとうございます。

昨年の未曽有の惨事にみまわれ、皆さんも今までとは違った気持ちで新年を迎えられたのではないかと思います。私も実は暮れに、この新年会で挨拶を控えた方が良いのかと思ったりして、前もって元旦早朝に皆さんに「年の始めに」というメッセージをお送りした次第でした。しかし、菊池さんをはじめとする幹事グループの皆さんが一生懸命に準備されたのに、挨拶抜きではバチがあたると思い直し、挨拶をさせていただくことにします。

私が「年の始めに」のメッセージをお送りした時間は、皆さんの寝息を窺ったものでした。それから私は就寝し目覚めたのは遅い時間でしたが、驚いたことに多くの返信が既に届いていました。返信の早さの1等賞は進士さん、2等賞は広瀬さんでした。懸賞をかけていたわけでないので、申し訳ありませんが、賞品を準備していません。後のビンゴ大会でこのお二人は良い成績が出ると神様は言っておりますので、ご勘弁ください。ともあれ、なんと勤勉な方々でしょうか。これも当会の特徴の一つであります。

ここにご出席の皆さんからも多くの励ましや嬉しいお言葉をいただき、有難うございました。そこで、欠席されている方々のメールの中からの2つを紹介させていただき、私の挨拶の主題にしたいと思います。

先ず、長野の安曇野に引っ越されている嶋田敬二さんからのメールの中心部を読ませていただきます。
「私は一昨年の暮れから体調を崩し昨年秋ごろまでほとんど一年不調でした。3.11以後は体調回復を図りつつこの地での生き方、住み方を模索してきました。
今年の春からは食べ物を課題としていこうと思っています。今は日本全国どこに行っても日常の生活は都会の生活とほとんど変えずにすみます。周囲にはスーパーが複数あって中に入れば都会の生活です。まずは野菜や地場者で間に合う商品はスーパーで買わないことを肝に命じてやっていこうと思っています。
アクティブSITAの活動から離れているうちにすっかり自分の知識が陳腐化してしまっているのではと感じています。OSはVISTA、MS Officeは2007のまま、特にHP作成に関しては相変わらず手付かずのままでいます。何回か講演会が松本や安曇野で行われ参考にしてきました。まだ答えは出ていませんが身近なところから地道に、地域でのIT支援を基礎から始めてみようかと暮れに教育委員会に相談に行って来ました。出来れば定期的な相談室から再開してみようかと思っているところです。
会の集まりにもなかなか参加できませんが、引き続きできるだけIT支援に関わっていきたいと思っています。」

次は、花房孝典さんからのメールの要旨です。
「大震災が大きな爪あとを残す中、新年のご挨拶をはばかる気持ちで新しい年を迎えました。平穏に日々が過ごせることにただただ感謝です。
去年の7月、何かお役に立ちたいとの思いで、心のケアボランティアで岩手の陸前高田に行きました。今年もまた行きたいと思っています。
また犯罪被害者支援活動を続けており、11月に全国大会を主催しました。ほかにも今年こそやりたいと思っているボランティア活動があります。弱い立場にある方々への支援をこれからも続けていこうと思っています。
SITAをはじめた者としては申し訳ない気持ちですが、スキルアップし、地域のリテラシーの向上活動よりむしろ、このような活動に注力したく思っていますこと、ご理解いただければ幸いです。
アクティブSITAの戦力にはなり切れませんが。引き続き今年もよろしくお願いいたします。」

去年の新年会で、私は「望ましい会員の活動パターン」ということで話をさせていただきました。
今メールで紹介したお二方の活動も、私の言う「望ましい会員の活動パターン」ではないでしょうか?
当会のすそ野の広さを感じます。嶋田さんは地産地消に取り組みつつ、IT支援も忘れることなく生きたいとし、SITA生みの親の花房さんは「弱い立場にある方々への支援」のボランティア活動に軸足を置きつつ、引き続き当会の会員であろうとされています。このような幅広い活動をしている会員こそ、当会の礎であり、会を豊かにする力です。

今日は、昔の仲間の竹内さんと島田さんにご参加いただき、引き続く当会のご支援に感謝申し上げます。
また、昨年は大変多彩・有能な5名の新会員を迎え、今年も、さらに会の活動を楽しく、活発に展開できるのではないかと期待していますし、皆さんが様々な分野でも元気に活動され豊かな経験を積まれますことを願っています。

最後になりましたが、この新年会を準備して下さった幹事グループの皆さんに感謝申し上げます。
ありがとうございました。